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{{競馬の競走
 
|馬場    = ダート
 
|競走名  = 帝王賞
 
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[[Image:TeioSho 2006R2.jpg|thumb|第29回帝王賞(2006年6月28日 [[アジュディミツオー]]優勝)]]
 
[[Image:TeioSho 2006R2.jpg|thumb|第29回帝王賞(2006年6月28日 [[アジュディミツオー]]優勝)]]
'''帝王賞'''(ていおうしょう)とは[[日本]]の[[特別区競馬組合]]が[[大井競馬場]]の[[ダート]]2000[[メートル|m]]施行する[[地方競馬]]の[[重賞]]([[ダートグレード競走|統一JpnI]])[[競馬の競走|競走]]である。
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
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[[1994年]]からは[[ナイターレース]]で施行、[[1995年|翌年]]には中央・地方全国交流レースに指定、[[1996年]]からは施行時期が6月下旬に移行され[[1997年]]には前年から施行された[[ダートグレードレース]]のGI(統一GI)に格付けされ、日本の古馬のダート最強馬決定戦として定着した。
  
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出走条件は[[サラブレッド]]系4歳(旧5歳)の[[競走馬]]で南関東所属馬8頭、南関東以外の所属馬3頭、JRA所属馬5頭と所属別で出走枠が決められている。また[[トライアルレース]]の[[かしわ記念]](統一JpnI・[[船橋競馬場]]ダート1600m)の1着・2着入賞馬は優先出走権で出走でき、優先出走権獲得をした南関東以外の所属馬は南関東枠(厳密には南関東枠から引かれ自所属枠が増える)から出走できる。
  
 
負担重量条件は定重量で[[牡馬]]・[[せん馬|騸馬]]は57キロ、[[牝馬]]は55キロと決まっている。
 
負担重量条件は定重量で[[牡馬]]・[[せん馬|騸馬]]は57キロ、[[牝馬]]は55キロと決まっている。
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== 歴史 ==
 
== 歴史 ==
*[[1978年]] 大井競馬場のダート2800mの4歳(旧5歳)以上の重賞競走「帝王賞」として創設。
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*[[1978年]] 大井競馬場のダート2800mの4歳(旧5歳)以上の重賞レース「帝王賞」として創設。
 
*[[1986年]]
 
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**中央招待競走に指定。
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**施行コースをダート2000mに変更。
 
**施行コースをダート2000mに変更。
 
**ガルダンとカウンステツプアツプが3着同着。
 
**ガルダンとカウンステツプアツプが3着同着。
 
*[[1992年]] JRAの[[ナリタハヤブサ]]とラシアンゴールドが史上初の同着優勝。
 
*[[1992年]] JRAの[[ナリタハヤブサ]]とラシアンゴールドが史上初の同着優勝。
*[[1994年]] 本年以降ナイター競走で施行される。
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*[[1995年]] 中央・地方全国指定交流競走に指定。
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*[[1997年]] ダート競走格付け委員会にGI(統一GI)に格付け。  
 
*[[1997年]] ダート競走格付け委員会にGI(統一GI)に格付け。  
 
*[[2005年]] 松田博資が[[調教師]]として史上初の連覇。
 
*[[2005年]] 松田博資が[[調教師]]として史上初の連覇。
 
*[[2007年]] 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
 
*[[2007年]] 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
 
*[[2009年]] - JRA所属馬の出走枠が5頭から6頭に、南関東所属馬の出走枠が8頭から7頭にそれぞれ変更。
 
*[[2009年]] - JRA所属馬の出走枠が5頭から6頭に、南関東所属馬の出走枠が8頭から7頭にそれぞれ変更。
*[[2010年]] - 船橋の[[フリオーソ (2004年生)|フリオーソ]]が当競走で史上2頭目となる2度目の優勝。
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*[[2010年]] - 船橋の[[フリオーソ (2004年生)|フリオーソ]]が当レースで史上2頭目となる2度目の優勝。
 
=== 歴代優勝馬 ===
 
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2017年1月31日 (火) 01:32時点における最新版

ファイル:TeioSho 2006R2.jpg
第29回帝王賞(2006年6月28日 アジュディミツオー優勝)

帝王賞(ていおうしょう)とは日本特別区競馬組合大井競馬場ダート2000m施行する地方競馬重賞統一JpnIレースである。

概要[編集]

1978年中央競馬天皇賞の様に権威あるレースになって欲しいとの意のもと「帝王賞」の名で創設、第1回は大井競馬場のダート2800mで施行され同じ大井競馬場の東京大賞典と並ぶ大レースとして、また南関東地区古馬の春のダート最強馬決定戦と位置付けされた。また1973年から始まっていた中央競馬招待レース(中央競馬の施行の場合には地方競馬招待レース)が1年ごとに中央競馬と地方競馬で相互に施行されていたが1986年に中央競馬招待レースに指定され、現在のダート2000mに短縮された。ちなみに中央競馬ではオールカマーが地方競馬招待レースに指定されている。

1994年からはナイターレースで施行、翌年には中央・地方全国交流レースに指定、1996年からは施行時期が6月下旬に移行され1997年には前年から施行されたダートグレードレースのGI(統一GI)に格付けされ、日本の古馬のダート最強馬決定戦として定着した。

出走条件はサラブレッド系4歳(旧5歳)の競走馬で南関東所属馬8頭、南関東以外の所属馬3頭、JRA所属馬5頭と所属別で出走枠が決められている。またトライアルレースかしわ記念(統一JpnI・船橋競馬場ダート1600m)の1着・2着入賞馬は優先出走権で出走でき、優先出走権獲得をした南関東以外の所属馬は南関東枠(厳密には南関東枠から引かれ自所属枠が増える)から出走できる。

負担重量条件は定重量で牡馬騸馬は57キロ、牝馬は55キロと決まっている。

総額賞金は1億1,900万円で1着賞金7,000万円、2着賞金2,450万円、3着賞金1,400万円、4着賞金700万円、5着賞金350万円と定められている。

歴史[編集]

  • 1978年 大井競馬場のダート2800mの4歳(旧5歳)以上の重賞レース「帝王賞」として創設。
  • 1986年
    • 中央招待レースに指定。
    • 施行コースをダート2000mに変更。
    • ガルダンとカウンステツプアツプが3着同着。
  • 1992年 JRAのナリタハヤブサとラシアンゴールドが史上初の同着優勝。
  • 1994年 本年以降ナイターレースで施行される。
  • 1995年 中央・地方全国指定交流レースに指定。
  • 1997年 ダート競走格付け委員会にGI(統一GI)に格付け。
  • 2005年 松田博資が調教師として史上初の連覇。
  • 2007年 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIに変更。
  • 2009年 - JRA所属馬の出走枠が5頭から6頭に、南関東所属馬の出走枠が8頭から7頭にそれぞれ変更。
  • 2010年 - 船橋のフリオーソが当レースで史上2頭目となる2度目の優勝。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 1978年4月27日 ローズジヤツク 牡5 大井 2:59.1 阪本泰之 荒居貴美夫 阪本栄
第2回 1979年4月23日 ハツマモル 牡4 大井 2:58.2 福永二三雄 朝倉文四郎 山岡初太郎
第3回 1980年4月10日 カツアール 牡4 大井 3:00.6 高橋三郎 秋谷元次 栗林英雄
第4回 1981年4月28日 アズマキング 牡4 大井 2:57.1 岡部盛雄 岡部猛 (有)上山ビル
第5回 1982年4月19日 コーナンルビー 牝4 大井 2:57.8 堀千亜樹 遠間波満行 越路玄太
第6回 1983年4月18日 トラストホーク 牡5 大井 3:02.1 高橋三郎 武智一夫 菅波滿
第7回 1984年4月11日 スズユウ 牡6 大井 3:01.5 石川綱夫 朝倉文四郎 鈴木榮治
第8回 1985年4月18日 ロツキータイガー 牡4 船橋 3:00.2 桑島孝春 泉孝 児玉孝
第9回 1986年4月9日 トムカウント 牡7 船橋 2:05.9 石崎隆之 江川秀三 藤田松己
第10回 1987年4月8日 テツノカチドキ 牡7 大井 2:07.5 佐々木竹見 大山末治 (株)勝俣工務店
第11回 1988年4月13日 チヤンピオンスター 牡4 大井 2:07.0 桑島孝春 秋谷元次 坪野谷純子
第12回 1989年4月12日 フエートノーザン 牡6 笠松 2:07.3 安藤勝己 吉田秋好 高橋義和
第13回 1990年4月11日 オサイチブレベスト 牡6 JRA 2:07.6 丸山勝秀 土門一美 野出長一
第14回 1991年4月3日 チヤンピオンスター 牡7 大井 2:05.2 高橋三郎 飯野貞次 坪野谷純子
第15回 1992年4月15日 ナリタハヤブサ
ラシアンゴールド
牡5
牡5
JRA
JRA
2:06.6 横山典弘
蛯名正義
中尾謙太郎
大久保洋吉
山路秀則
大原詔宏
第16回 1993年4月12日 ハシルショウグン 牡5 大井 2:05.5 的場文男 赤間清松 渡辺典六
第17回 1994年4月11日 スタビライザー 牡6 JRA 2:04.7 柴田善臣 高橋英夫 ホースマン
第18回 1995年4月13日 ライブリマウント 牡4 JRA 2:03.7 石橋守 柴田不二男 加藤哲郎 他2名
第19回 1996年6月19日 ホクトベガ 牝6 JRA 2:04.2 横山典弘 中野隆良 金森森商事(株)
第20回 1997年6月24日 コンサートボーイ 牡5 大井 2:04.9 的場文男 栗田繁 森杉茂
第21回 1998年6月24日 アブクマポーロ 牡6 船橋 2:03.5 石崎隆之 出川克己 鑓水秋則
第22回 1999年6月24日 メイセイオペラ 牡5 岩手 2:04.0 菅原勲 佐々木修一 (有)明正商事
第23回 2000年6月22日 ファストフレンド 牝6 JRA 2:05.6 蛯名正義 高市圭二 竹﨑大晃
襟川陽一
第24回 2001年6月26日 マキバスナイパー 牡6 船橋 2:04.4 K.デザーモ 岡林光浩 新田知也
第25回 2002年6月18日 カネツフルーヴ 牡5 JRA 2:03.7 松永幹夫 山本正司 (株)ローレルレーシング
第26回 2003年6月25日 ネームヴァリュー 牝5 船橋 2:04.6 佐藤隆 川島正行 (有)飛野牧場
第27回 2004年6月30日 アドマイヤドン 牡5 JRA 2:04.0 安藤勝己 松田博資 近藤利一
第28回 2005年6月29日 タイムパラドックス 牡7 JRA 2:03.5 武豊 松田博資 (有)社台レースホース
第29回 2006年6月28日 アジュディミツオー 牡5 船橋 2:02.1 内田博幸 川島正行 織戸眞男
第30回 2007年6月27日 ボンネビルレコード 牡5 JRA 2:04.3 的場文男 堀井雅廣 塩田清
第31回 2008年6月25日 フリオーソ 牡4 船橋 2:04.7 戸崎圭太 川島正行 ダーレー・ジャパン・ファーム(有)
第32回 2009年6月24日 ヴァーミリアン 牡7 JRA 2:03.6 武豊 石坂正 (有)サンデーレーシング
第33回 2010年6月30日 フリオーソ 牡6 船橋 2:03.4 戸崎圭太 川島正行 ダーレー・ジャパン・ファーム(有)
第34回 2011年6月29日 スマートファルコン 牡6 JRA 2:01.1 武豊 小崎憲 大川徹
第35回 2012年6月27日 ゴルトブリッツ 牡5 JRA 2:03.0 川田将雅 吉田直弘 (有)キャロットファーム
第36回 2013年6月26日 ホッコータルマエ 牡4 JRA 2:03.0 幸英明 西浦勝一 矢部幸一
第37回 2014年6月25日 ワンダーアキュート 牡8 JRA 2:03.5 武豊 佐藤正雄 山本信行
第38回 2015年6月24日 ホッコータルマエ 牡6 JRA 2:02.7 幸英明 西浦勝一 矢部道晃
第39回 2016年6月29日 コパノリッキー 牡6 JRA 2:03.5 武豊 村山明 小林祥晃

関連項目[編集]

ダートグレードグレードワンレース
GI フェブラリーステークス | ☆チャンピオンズカップ | 東京大賞典
JpnI 川崎記念 | かしわ記念 | 帝王賞 | ジャパンダートダービー | マイルチャンピオンシップ南部杯 | JBCレディスクラシック | JBCスプリント | JBCクラシック | 全日本2歳優駿
  • 中央競馬主催のレースは「☆」で示している。
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