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'''水島 努'''('''みずしま つとむ'''、[[1965年]][[12月6日]] - )は、[[日本]]の[[アニメ|アニメーション]]監督。[[長野県]][[東筑摩郡]][[波田町]](現・[[松本市]])出身。
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== 経歴 ==
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出生地は[[北海道]]。
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高校卒業時は音楽教師志望だったが、浪人し続けたため進学を断念、1986年にシンエイ動画に就職する。当初の志望から後に作詞・作曲を手がけるようになる。『[[エスパー魔美]]』『[[チンプイ]]』などで制作進行を務めた後、『[[美味しんぼ]]』で演出デビュー。1994年から『[[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]]』のテレビシリーズに参加。
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『[[クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦#クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉|クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉]]』で映画初監督、『[[ジャングルはいつもハレのちグゥ]]』でテレビ初監督。また、水鳥満月名義で池端隆史の作品の手伝もしている。2004年8月20日シンエイ動画を退社。その後は『[[くじびきアンバランス]]』(構成・[[絵コンテ]])、『[[撲殺天使ドクロちゃん]]』(監督・脚本・OP曲作詞)、『[[XXXHOLiC|xxxHOLiC]]』(監督・脚本・絵コンテ・演出)等の作品を手がける。
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== 人物 ==
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*同じアニメーション監督の[[水島精二]]としばしば混同される。同監督とは同期で、ラジオ・雑誌等で「実は兄弟である」といった冗談を飛ばしたことがある。
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*映画監督の[[山崎貴]]は、高校時代に自主映画を撮っていたころの先輩。水島が『[[クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦#クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉|クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉]]』を監督する際に、山崎にタイタニック号のCGを作るように頼んだことがあったが、予算不足で実現しなかった。その後、『[[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦|嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦]]』の実写化作品、『[[BALLAD 名もなき恋のうた]]』では脚本協力として関わっている。
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*ラジオ出演の機会では、公共のメディアではタブーとされるような発言を非常に好み、それに合わせ、キャラを作りネタを仕込んで出てくる(ちなみにそういった発言のほとんどは、政治ネタ([[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]など)、[[時事問題|時事ネタ]]などである)。
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*口癖は「暇で暇で死にそう」「いつもイジっている」、しかし実際は有名なアニメも手がける売れっ子アニメ監督であるため、あくまでラジオ等の露出機会でのキャラ作りであると考えられる。
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*同業者であり、同じ作品に幾度か関わっている[[池端隆史]]と親交が深い。
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*ブラックユーモアやバイオレンスな演出を多用することから、『クレヨンしんちゃん』歴代監督の[[本郷みつる]]・[[原恵一]]から「(性格が)黒い」と称されたことがある。
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*劇場版『クレヨンしんちゃん』の[[クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡|5作目]]から[[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ|12作目]]の特報を手がけたが、劇場作品の第1イメージだけを拾った特報を制作していたため、同シリーズのファンは彼の作る特報を「ウソ予告」と称していた。顕著な例として挙げられるのが、映画第7作『[[クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦|爆発!温泉わくわく大決戦]]』で、予告編では「野原一家離散」という深刻なエピソードであるように描かれたが、本編ではそのようなシーンは一切無かった。
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*『びん・かんドクロちゃんねる』を始め、アニメ監督としてはメディア露出が非常に多い。
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*前述の通り、元々は音楽教師志望であったのと、初期の仕事は作詞・作曲だったため、絵を描くことが苦手である。コンテが汚く、意図したキャラとは別のキャラを原画マンが描いてしまったこともあるほどで、自身もそれがかなりコンプレックスのようである。
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== 代表作 ==
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=== テレビアニメ ===
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* [[エスパー魔美]] (1987年-1989年)制作進行
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* [[チンプイ]] (1989年-1991年)制作進行
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* [[美味しんぼ]] (1988年-1992年)絵コンテ
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* [[クレヨンしんちゃん (アニメ)|クレヨンしんちゃん]] (1992年-)演出・絵コンテ
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* [[ジャングルはいつもハレのちグゥ]] (2001年)監督・絵コンテ・演出
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* [[げんしけん]] (2004年)脚本・シリーズ構成・絵コンテ
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* [[くじびきアンバランス]] (2004年)構成・絵コンテ
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* [[光と水のダフネ]] (2004年)OP絵コンテ・演出 ※'''水鳥満月'''名義
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* [[XXXHOLiC|xxxHOLiC]] (2006年)監督・脚本・絵コンテ・演出
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* [[くじびきアンバランス|くじびきアンバランス第2期]] (2006年)監督・絵コンテ・演出
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* [[おおきく振りかぶって]] (2007年)監督・絵コンテ・演出
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* [[XXXHOLiC|xxxHOLiC◆継]] (2008年)監督・脚本・絵コンテ・演出
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* [[薬師寺涼子の怪奇事件簿]] (2008年)OPアニメーション絵コンテ・演出
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* [[ケメコデラックス!]] (2008年)監督・OP曲&ED曲作詞・脚本・絵コンテ・演出
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* [[こばと。]] (2010年)脚本
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* [[おおきく振りかぶって|おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜]] (2010年)監督
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* [[侵略!イカ娘]] (未定)監督
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=== OVA ===
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* [[撲殺天使ドクロちゃん]] (2005年)監督・脚本・OP曲作詞
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* [[いちご100%]] (2005年)構成・脚本
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* [[大魔法峠]] (2006年)監督・脚本・OP曲作詞
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* [[げんしけん]] (2006年)監督
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* [[撲殺天使ドクロちゃん|撲殺天使ドクロちゃん2(セカンド)]] (2007年)監督・脚本・OP曲作詞・ED曲作曲
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* [[ムダヅモ無き改革]] (2010年)監督
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* [[よんでますよ、アザゼルさん。]] (2010年)監督・絵コンテ・演出
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=== 劇場版アニメ ===
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* [[クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝]] (1994年) 演出助手
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* [[クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望]] (1995年)演出助手
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* [[クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険]] (1996年)演出助手
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* [[クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡]] (1997年)演出
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* [[クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦]] (1998年)演出
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* [[クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦]] (1999年)絵コンテ・演出
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* [[クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦#クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉|クレヨンしんちゃん クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉]] (1999年)監督・脚本・絵コンテ
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* [[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル]] (2000年)絵コンテ・演出
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* [[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲]] (2001年)絵コンテ・演出
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* [[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦]] (2002年)絵コンテ・演出
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* [[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード]] (2003年)監督・脚本・絵コンテ
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* [[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ]] (2004年)監督・脚本・絵コンテ
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* [[XXXHOLiC#映画|劇場版xxxHOLiC 真夏ノ夜ノ夢]] (2005年)監督・絵コンテ・演出
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=== ドラマCD ===
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* [[森口織人の陰陽道]] (2009年) シナリオ・音響監督
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=== 小説 ===
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* [[撲殺天使ドクロちゃん#撲殺天使ドクロちゃんです|撲殺天使ドクロちゃんです]](2006年)共著
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=== 実写映画 ===
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* [[BALLAD 名もなき恋のうた]] (2009年)脚本協力
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== 外部リンク ==
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* [http://blog.goo.ne.jp/mizshima1941 月夜の上機嫌(本人のブログ)]
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{{Wikipedia/Ja}}
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{{DEFAULTSORT:みすしま つとむ}}
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[[Category:アニメーション監督]]
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[[Category:長野県出身の人物]]
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[[Category:1965年生]]
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[[Category:存命人物]]

2010年5月9日 (日) 19:21時点における最新版

水島 努みずしま つとむ1965年12月6日 - )は、日本アニメーション監督。長野県東筑摩郡波田町(現・松本市)出身。

経歴[編集]

出生地は北海道

高校卒業時は音楽教師志望だったが、浪人し続けたため進学を断念、1986年にシンエイ動画に就職する。当初の志望から後に作詞・作曲を手がけるようになる。『エスパー魔美』『チンプイ』などで制作進行を務めた後、『美味しんぼ』で演出デビュー。1994年から『クレヨンしんちゃん』のテレビシリーズに参加。 『クレしんパラダイス!メイド・イン・埼玉』で映画初監督、『ジャングルはいつもハレのちグゥ』でテレビ初監督。また、水鳥満月名義で池端隆史の作品の手伝もしている。2004年8月20日シンエイ動画を退社。その後は『くじびきアンバランス』(構成・絵コンテ)、『撲殺天使ドクロちゃん』(監督・脚本・OP曲作詞)、『xxxHOLiC』(監督・脚本・絵コンテ・演出)等の作品を手がける。

人物[編集]

  • ラジオ出演の機会では、公共のメディアではタブーとされるような発言を非常に好み、それに合わせ、キャラを作りネタを仕込んで出てくる(ちなみにそういった発言のほとんどは、政治ネタ(北朝鮮アメリカなど)、時事ネタなどである)。
  • 口癖は「暇で暇で死にそう」「いつもイジっている」、しかし実際は有名なアニメも手がける売れっ子アニメ監督であるため、あくまでラジオ等の露出機会でのキャラ作りであると考えられる。
  • 同業者であり、同じ作品に幾度か関わっている池端隆史と親交が深い。
  • ブラックユーモアやバイオレンスな演出を多用することから、『クレヨンしんちゃん』歴代監督の本郷みつる原恵一から「(性格が)黒い」と称されたことがある。
  • 劇場版『クレヨンしんちゃん』の5作目から12作目の特報を手がけたが、劇場作品の第1イメージだけを拾った特報を制作していたため、同シリーズのファンは彼の作る特報を「ウソ予告」と称していた。顕著な例として挙げられるのが、映画第7作『爆発!温泉わくわく大決戦』で、予告編では「野原一家離散」という深刻なエピソードであるように描かれたが、本編ではそのようなシーンは一切無かった。
  • 『びん・かんドクロちゃんねる』を始め、アニメ監督としてはメディア露出が非常に多い。
  • 前述の通り、元々は音楽教師志望であったのと、初期の仕事は作詞・作曲だったため、絵を描くことが苦手である。コンテが汚く、意図したキャラとは別のキャラを原画マンが描いてしまったこともあるほどで、自身もそれがかなりコンプレックスのようである。

代表作[編集]

テレビアニメ[編集]

OVA[編集]

劇場版アニメ[編集]

ドラマCD[編集]

小説[編集]

実写映画[編集]

外部リンク[編集]

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