錦織圭

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[[ファイル:Kei Nishikori.jpg|350px|thumb|錦織圭]] '''錦織 圭'''(にしこり けい、[[1989年]][[12月29日]] - )は、[[島根県]][[松江市]]出身の男子プロ[[テニス]]選手。[[日清食品]]所属。[[松江市立乃木小学校|乃木小学校]]、[[開星中学校・高等学校|開星中学校]]、[[青森山田中学高等学校|青森山田高等学校]]卒業生。身長178cm、体重74kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。 [[男子プロテニス協会|ATP]]ランキング自己最高位はシングルス5位、ダブルス167位。これまでにATPツアーでシングルス7勝を挙げている。男女通じて日本人初、男子アジア出身選手初の[[グランドスラム (テニス)|グランドスラム4大大会]]シングルスファイナリスト。 == 選手経歴 == === ジュニア時代 === 5歳から[[テニス]]を始め、[[2001年]]に[[全国小学生テニス選手権大会]]で優勝。[[2003年]]、[[IMG]][[ニック・ボロテリー・テニスアカデミー]]に[[日本テニス協会]]会長・[[盛田#盛田家関係者|盛田正明]]が運営する「盛田正明テニス・ファンド」対象選手となり留学するため渡米。以降[[アメリカ合衆国]][[フロリダ]]を活動拠点としている。 [[2003年]]は[[オレンジボウル選手権]]14歳以下の部で準優勝。[[2004年]]には男子ジュニア国別対抗戦の[[ジュニア・デビス・カップ]]に[[三橋淳 (テニス選手)|三橋淳]]・[[喜多文明]]と共に日本代表として出場。前年大会では11位だった日本を過去最高の5位入賞に押し上げた。[[2005年]]には10月の[[世界スーパージュニアテニス選手権大会]]で[[ジェレミー・シャルディー]]との準決勝まで進出。この大会では[[三橋淳 (テニス選手)|三橋淳]]と組んで出場したダブルスでも準決勝まで進出し単複ベスト4の成績を収めた。 [[2006年]]は[[ピーター・ポランスキー]]([[カナダ]])と組んで出場した1月の[[2006年全豪オープン|全豪オープン]]男子ジュニアダブルスでベスト4進出の好成績を収めるとエミリアノ・マサ([[アルゼンチン]])と組んで出場した6月の[[2006年全仏オープン|全仏オープン]]男子ジュニアダブルス部門で、日本男子史上初の[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]ジュニアダブルス優勝の快挙を果たした。なおこの大会では男子ジュニアシングルスでも8強に入っている。また、この大会の男子シングルス決勝に進んだ[[ラファエル・ナダル]]([[スペイン]])が、決勝前日の練習相手に仮想[[ロジャー・フェデラー]]([[スイス]])として錦織を指名し話題を呼んだ<ref>{{cite web|url=http://tennisjp.cocolog-nifty.com/tennis/2006/06/post_be91.html|title=五輪=ナダル、決勝前の練習相手に錦織圭を!!錦織圭フレンチ・オプーンJR優勝。|date=2006年6月11日|accessdate=2010年5月11日|author=テニスジャパン}}</ref>。またこの年からジュニアサーキットと並行して本格的にシニア大会にも出場するようになり、この年はフューチャーズ大会で1優勝、2ベスト4の成績を収め、シングルス年度末ランキングを603位で終了。この時点で日本人選手10位につけており、既に日本トップ選手の一人となっていた。 === 2007年 === 3月の[[マイアミ・マスターズ]]のダブルスに、主催者推薦で元シングルス世界ランク1位の[[グスタボ・クエルテン]]([[ブラジル]])と組んでツアー初出場。また、同大会のジュニア部門として開催されている[[ルキシロンカップ]]に第4シードで出場し、決勝で[[マイケル・マクルーン]]を 6-7<sup>(2)</sup>, 6-4, 6-1 で破り優勝、またこのマイアミの直前と期間中の約1週間、[[ロジャー・フェデラー]]の練習相手を務めた。4月には[[ヒューストン]]で行われた[[全米男子クレーコート選手権]]シングルス予選でツアーシングルス予選初出場。ここでは予選1回戦で[[トラビス・パロット]]に 3-6, 5-7 のストレートで敗れた。5月にはノーシードで出場した[[LAテニス・オープン・USTA男子チャレンジャー]]シングルスで自身初のチャレンジャー大会決勝進出を果たし準優勝。予選から出場した7月第2週の[[LAテニス・オープン]]シングルスでは見事予選を勝ち上がり自身初のツアーシングルス本選出場。ここでは1回戦で[[ウェスリー・ムーディ]]([[南アフリカ]])と対戦し、3-6, 2-6 のストレートで敗れた。更に翌週[[インディアナポリス]]で行われた[[アトランタ・テニス選手権|RCA選手権]]シングルスでも予選勝ち上がりで本戦出場を果たし、1回戦で[[アレハンドロ・ファジャ]]([[コロンビア]])を 6-4, 6-3 で、2回戦で[[ミヒャエル・ベラー]]を 6-3, 3-6, 6-1 のフルセットで下し、日本人男子史上最年少の[[男子プロテニス協会|ATP]]ツアーシングルスベスト8を決める。続く準々決勝では当時世界ランキング27位、大会第3シードの[[ドミトリー・トゥルスノフ]]([[ロシア]])と対戦し、1-6, 4-6のストレートで敗れた。この活躍により翌7月第4週の[[レッグ・メーソン・テニス・クラシック]]ではシングルス本戦SEを与えられ本戦出場。2回戦の[[ジュリアン・ベネトー]]戦まで進出した。8月には[[2007年全米オープン (テニス)|全米オープン]]でグランドスラム予選に初挑戦。ここでは予選2回戦で[[ビョルン・ハウ]]に 2-6, 4-6 のストレートで敗退。9月の[[チャイナ・オープン (テニス)|チャイナ・オープン]]シングルスでも予選を勝ち上がり本戦出場。1回戦で当時世界ランク12位、大会第4シードの[[イワン・リュビチッチ]]([[クロアチア]])に 3-6, 4-6 のストレートで敗れた。同月29日に日本に帰国し記者会見を行い、翌10月1日付でのプロ転向を発表し、17歳9ヶ月でプロ転向<ref>[http://jta.blog.so-net.ne.jp/2007-09-29-1 錦織圭、プロ転向を宣言!].(2007年9月29日).2010年5月11日閲覧、[[日本テニス協会]]</ref>。翌10月の[[ジャパン・オープン・テニス選手権|ジャパン・オープン]]でプロデビューを果たすが、この大会はシングルス、[[添田豪]]と組んだダブルス共に1回戦で敗退した。 === 2008年 === [[2月17日]]、錦織はアメリカ・[[フロリダ州]]デルレイビーチでの[[デルレイビーチ国際テニス選手権]]で予選から勝ち上がると、初進出の決勝で当時世界ランキング12位、第1シードの[[ジェームズ・ブレーク]]([[アメリカ合衆国|アメリカ]])を 3-6, 6-1, 6-4 で破り、ツアー初優勝を達成した。日本人男子選手のATPツアー制覇は、[[1992年]]4月に韓国オープンを制覇した[[松岡修造]]以来16年ぶり2人目の快挙となった。 4月に男子国別対抗戦[[デビスカップ]]「アジア・オセアニアゾーン」の「グループ1」2回戦で、日本は[[インド]]と対戦し、日本男子のトップに立った錦織が初めて日本代表に選出された。4月28日、錦織は世界ランキングで99位に浮上し、日本男子としては1996年8月まで2けた順位だった松岡以来の世界ランキング100位以内に入った。 [[2008年全仏オープン|全仏オープン]]では予選2回戦で敗退するが、[[ウィンブルドン]]前哨戦の[[アルトワ選手権]]では3回戦まで進出し、当時世界ランク2位の[[ラファエル・ナダル]]([[スペイン]])と対戦、4-6, 6-3, 3-6 と負けはしたものの、ナダル相手に1セットを奪う健闘を見せる(試合後、ナダルは「彼は数年後には世界ランク10位、いや5位に食い込んでくるだろう。100%間違いない」とコメントしている。[[2008年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]で初のグランドスラム本戦ストレートイン(直接出場)を果たす。[[マルク・ジケル]]([[フランス]])との1回戦では、1セット・オールから腹筋の痛みを訴え、途中棄権による敗退となった<ref>[http://www.afpbb.com/article/sports/tennis/atp/2409473/3070509 錦織 四大大会デビューは途中棄権].(2008年6月24日).2008年10月4日閲覧、AFPBB News</ref>。 6月末には[[日本テニス協会]]が申請していた[[北京オリンピックにおけるテニス競技|北京オリンピック]]推薦枠での出場が認められ、オリンピック初出場を決めた。男子シングルスの日本人出場は、[[アトランタオリンピックにおけるテニス競技|アトランタオリンピック]]の松岡以来12年振りとなる<ref>[http://jp.reuters.com/article/Olympics/idJPJAPAN-32483920080629 五輪=男子テニスの錦織が北京切符を獲得、国際テニス連盟推薦枠で].(2008年6月29日).2008年10月4日閲覧、[[ロイター]]</ref>。 オリンピックでは、1回戦で[[ライナー・シュットラー]]([[ドイツ]])に、4-6, 7-6, 3-6 で敗退した。しかしこのとき、第2セットを一時0-5とされながらもセットを取る、という驚異の粘りを見せた。 [[2008年全米オープン (テニス)|全米オープン]]では世界ランク32位、第29シードの[[フアン・モナコ]]([[アルゼンチン]])を途中インジャリータイムをとりながらも 6-2, 6-2, 5-7, 6-2 で破り、[[2005年]]の[[鈴木貴男]]以来の日本人4大大会1回戦突破となった。続く2回戦は[[ロコ・カラヌシッチ]]([[クロアチア]])を相手に2セット先取の後に相手選手棄権で突破、日本人では[[神和住純]]以来の男子シングルスでの3回戦進出となった。3回戦では当時世界ランク4位の[[ダビド・フェレール]]([[スペイン]])を相手に 6-4, 6-4 で2セット先取、その後 4-6, 2-6 と2セットを挽回されるが、第5セットを 7-5 で奪い、勝利を挙げた(錦織は、試合後に「自分の体力を考慮し第4セットは捨てた」と語っている)。日本人では[[1937年]]の[[山岸二郎]]・[[中野文照]]以来(当時は全米プロとアマチュア用の全米オープンで分かれていたので完全にオープン化してからは日本人初)の男子シングルスでの4回戦進出となった<ref>[http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20080831SSXKA004231082008.html 錦織、71年ぶり4回戦進出 全米テニス].2008年10月4日閲覧、(2008年8月30日).[[日経ネット]]</ref>。しかしベスト8をかけて戦った4回戦では、[[アルゼンチン]]の新鋭、19歳の[[フアン・マルティン・デル・ポトロ]]に 3-6, 4-6, 3-6 とストレートで敗北し、95年の松岡以来となるグランドスラムベスト8入りを逃した。 その後、日本に凱旋した錦織は、[[AIGオープン]]に出場、1回戦でランキング102位の[[ロバート・ケンドリック]]([[アメリカ合衆国|アメリカ]])を 7-6<sup>(3)</sup>, 6<sup>(5)</sup>-7, 6-2 のフルセットで、2回戦でランキング60位の[[ギリェルモ・ガルシア=ロペス]]([[スペイン]])を 6-4, 6-4 のストレートで破り、今大会2回目の出場にして初めて3回戦に進出。3回戦ではフランスの世界ランク13位[[リシャール・ガスケ]]と対戦。試合後のインタビューで「(相手を)尊敬し過ぎていた」と語るほど<ref>[http://aigopen.jp/08/articles/article021.html 男子シングルス3回戦 リシャール・ガスケ(フランス) vs 錦織 圭(ソニー)].2008年12月11日閲覧、(2008年10月2日).AIGオープンニュース</ref> 終始相手に圧倒される展開となり、1-6, 2-6 と大敗を喫した。翌週に出場したストックホルム・オープンでは棄権を考えたほどの連戦の疲労から1~2回戦共に不安定な試合運びを余儀なくされたものの、3回戦では対戦相手の[[マリオ・アンチッチ]]([[クロアチア]])が試合前に棄権する幸運にも助けられベスト4に進出。 === 2009年 === 全豪オープンは1回戦で第31シード[[ユルゲン・メルツァー]]に 5-7, 2-6, 1-6 で敗退したが、大会後に発表された2月2日付のランキングでは自己最高となる56位を記録した。 2008年度のATPワールドツアー最優秀新人賞(Newcomer of the Year)を受賞。なおこの賞はATPツアーに参加している全選手の投票による。 5月、右ひじの疲労骨折が判明し、6月開幕のウィンブルドン選手権、8月開幕の全米オープンと連続して欠場した。また同8月には右肘の[[内視鏡]]手術を受け、残りのツアーを欠場。 === 2010年 === 前年の怪我が長引き年初を棒に振り一時はランキングを失ったが、復帰後は下部大会で好成績を収め順調にランキングを回復。 4大大会では、プロテクトランキングを使用して[[2010年全仏オープン|全仏オープン]]に繰り上げでストレートインを果たし初出場。初戦で[[サンティアゴ・ヒラルド]]を2セットダウンからの逆転で下したあと、2回戦で[[ノバク・ジョコビッチ]]にストレートで敗れた。 全仏後はクイーンズの大会に出場したが、初戦で[[リシャール・ガスケ]]に敗れた。 [[2010年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]には主催者推薦で出場。優勝した[[ラファエル・ナダル]]に初戦でストレート負けした。 その後[[2010年全米オープン (テニス)|全米オープン]]に予選から出場、見事に突破し2年ぶりの出場を果たし、2回戦で第11シードの[[マリン・チリッチ]]を 5-7, 7-6, 3-6, 7-6, 6-1 で4時間59分の激闘の末破った。 東京で行われた楽天オープンでは初戦で[[ビクトル・トロイツキ]]に敗北した。 === 2011年 === [[ブラッド・ギルバート]]をトラベリング・コーチに迎え、15トーナメントに帯同する。1月3日に[[ユニクロ]]と契約。エアセル・チェンナイ・オープンから使用。1月17日から[[2011年全豪オープン|全豪オープン]]に出場。初戦で世界ランク58位の[[ファビオ・フォニーニ]](イタリア)を 6-1, 6-4, 6-7<sup>(4)</sup>, 6-4 で下し、同大会初勝利をあげた。続く2回戦で世界ランク36位[[フロリアン・マイヤー]](ドイツ)を 6-4, 6-3, 0-6, 6-3 で破り、日本男子では46年ぶりの3回戦進出を果たしたが、3回戦で第9シードの[[フェルナンド・ベルダスコ]](スペイン)に 2-6, 4-6, 3-6 のストレートで破れた。2月に行われたSAPオープンでは第8シードで出場し、1回戦で[[ヤン・ハジェク]](チェコ)をストレートで下した。2月14日付の世界ランキングが発表され68位に浮上。デルレイビーチ国際テニス選手権にも出場し、2回戦で2008年決勝の相手である[[ジェームズ・ブレーク]]と対戦し 6-3, 6-4 のストレートで下した。準々決勝で[[ライアン・スウィーティング]](米国)に 6-7, 6-2, 6-4で勝ち、2008年以来の準決勝進出をしたが[[ヤンコ・ティプサレビッチ]](セルビア)に 4-6, 4-6 で敗れ、決勝進出は逃した。 3月の[[ソニー・エリクソン・オープン]]では1回戦で[[ジェレミー・シャルディー]](フランス)に 7-6<sup>(5)</sup>, 6-2 で勝利し、[[ATPワールドツアー・マスターズ1000]]大会の初勝利を挙げた。2回戦では3度目の対戦となった[[ラファエル・ナダル]]に 4-6, 4-6 で敗れた。4月の[[全米男子クレーコート選手権]]では世界ランク11位の[[マーディ・フィッシュ]](米国)を 6-3, 6-2 のストレートで、準決勝では第7シードの[[パブロ・クエバス]](ウルグアイ)を 6-3, 7-5 のストレートで下し決勝進出したが、[[ライアン・スウィーティング]](米国)に 4-6, 6-7<sup>(3)</sup> で惜敗し、準優勝。ATPツアー2勝目は逃したが、自己最高ランクの48位に浮上した。バルセロナオープンでは3回戦で[[フェリシアノ・ロペス]]に敗れたが世界ランキングを自己最高の47位に浮上し、松岡修造が持つ日本人最高ランクの更新まで2と迫った。 [[2011年全仏オープン|全仏オープン]]では1回戦で世界ランク56位の[[盧彦勲]]を6-1, 6-3, 6-4のストレートで勝利し、2年連続で2回戦へ駒を進めた。2回戦で第31シードの[[セルジー・スタホフスキー]](ウクライナ)に 1-6, 6-3, 3-6, 6-7<sup>(3)</sup> で敗れた。グランドスラムでは初出場のダブルスでは[[マクシモ・ゴンサレス]]と組んだ1回戦は勝利したが、二回戦で第3シードの[[ロハン・ボパンナ]](インド)、[[アイサム・クレシ]](パキスタン)組に7-6, 3-6, 4-6で敗れた。 デビス杯のウズベキスタン戦に2年ぶり出場。初日のシングルスは格下相手に1セットを落とすが勝利。2日目のダブルスは[[添田豪]]と組み、イストミン、イノヤトフ組を7-5, 7-6, 7-5で勝利。そして3日目のシングルスもエースのイノヤトフに 6-7, 7-5, 6-4, 6-3 で勝利し、入れ替え戦進出に大きく貢献した。入れ替え戦のインド戦でも招集され、シングルスの2試合に出場してともに勝ち日本のワールドグループ昇格に大きく貢献した。 10月に行われた上海マスターズでは2回戦で世界ランク8位の[[ジョー=ウィルフリード・ツォンガ]]と対戦し2‐1で勝利。3回戦では同48位[[サンチアゴ・ヒラルド]]と対戦。接戦の末勝利し、[[松岡修造]]の持つ日本人最高ランクである46位を超えることが確実となると、10月17日に発表された世界ランキングでは30位にランクアップ、日本人男子選手最高を更新した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2011/10/18/kiji/K20111018001841060.html 錦織、日本男子史上最高30位「大きな一歩踏み出せた」] スポーツニッポン 2011年10月18日閲覧</ref>。 11月にスイス・バーゼルで行われた[[スイス・インドア]]では、1回戦で世界ランク7位の[[トマーシュ・ベルディハ]]を、 3-6, 6-3, 6-2 の逆転で下し、先の上海マスターズに続き世界トップ10選手に再び勝利。さらに準決勝では同1位の[[ノバク・ジョコビッチ]]を 2-6, 7-6<sup>(4)</sup>, 6-0 で破る大金星を挙げ、ATPツアー3度目となる決勝進出。日本の男子選手がシングルスで世界ランキング1位の選手に勝利したのは史上初である<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/sports/article/news/20111106-OHO1T00154.htm 日本男子史上初!錦織、世界1位破り決勝へ…スイス室内] スポーツ報知 2011年11月7日閲覧</ref>。決勝では地元スイスの英雄にして、兼ねてより熱望していた[[ロジャー・フェデラー]]との対戦が実現するも、 1-6, 3-6 で敗れ、準優勝となる。11月に2008年4月から所属契約を結んでいた[[ソニー]]との契約が終了した。 === 2012年 === 年度最初の[[ブリスベン国際]]では2回戦で敗れたが、[[全豪オープン]]では現行ランキング制度導入の[[1973年]]以降の4大大会で、日本人男子シングルス選手として初めて上位32名に与えられる[[トーナメント方式#シード|シード権]]を得て、第24シードとして大会に挑むこととなった<ref>[http://www.shikoku-np.co.jp/national/main/20120109000351 錦織、全豪テニス第24シード/73年以降、日本男子初]</ref>。前哨戦では世界ランク6位の[[ジョー=ウィルフリード・ツォンガ]]と同16位の[[アンディ・ロディック]]といった強豪相手に勝利。本大会では2回戦で地元オーストラリアの同94位の[[マシュー・エブデン]]を 3-6, 1-6, 6-4, 6-1, 6-1 のフルセットで破った。2セットダウンからの大逆転であった。3回戦では同39位の[[ジュリアン・ベネトー]]に 4-6, 7-6, 7-6, 6-3 で勝利、続く4回戦でツォンガを 2-6, 6-2, 6-1, 3-6, 6-3 のフルセットで破り、ベスト8に進出した。全豪で日本男子がベスト8入りしたのは、[[佐藤次郎]]、[[布井良助]]以来80年ぶり、4大大会での日本男子のベスト8入りは、1995年のウィンブルドン選手権の松岡修造のベスト8以来17年ぶりである<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20120123-OYT1T00687.htm?from=top 錦織が全豪テニス8強…四大大会で松岡修造以来] 読売新聞 2012年1月23日閲覧</ref>。このベスト8入りはオーストラリアの地元紙のトップで報じられた<ref>[http://www.shikoku-np.co.jp/sports/general/20120124000199 「旭日の勢い」錦織をトップ報道/全豪テニスで地元紙]</ref>。準々決勝では世界ランク4位の[[アンディ・マレー]]に、3-6, 3-6, 1-6 のストレートで敗れ、ベスト4入りは逃した。混合ダブルスでは[[クルム伊達公子]]とペアを組み、1回戦で昨年の全米オープンで準優勝した[[エドゥアルド・シュワンク]]、[[ヒセラ・ドゥルコ]]組を破ったが<ref>[http://www.shikoku-np.co.jp/sports/general/20120122000190 錦織・クルム伊達組2回戦へ/全豪テニス第7日]</ref>、2回戦で敗退。 [[デビスカップ]]・ワールドグループ1回戦(日本対クロアチア)では世界ランク43位の[[イボ・カロビッチ]]や同55位の[[イワン・ドディグ]]と対戦。ドディグには7-5, 7-6, 6-3のストレートで勝利をしたが、カロビッチには身長208cmから繰り出されるサーブに苦しみ、4-6, 4-6, 3-6のストレートで敗れた。なお、日本はクロアチアに2-3で敗戦。 [[インディアンウェルズ・マスターズ]]では一回戦負けだったが、[[ソニー・エリクソン・オープン]]では日本男子初のベスト16入りを果たした。しかし、4回戦で世界ランク2位の[[ラファエル・ナダル]]に 4-6, 4-6 で敗れた。 [[バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル]]では準々決勝まで進出。世界ランク20位の[[フェルナンド・ベルダスコ]]との対戦中、腹筋を痛め途中棄権。回復に1ヶ月ほどかかると診断され、その後の[[全仏オープン]]の欠場を余儀なくされた。 その後エキシビションマッチで復帰。[[レイトン・ヒューイット]]や[[マーディ・フィッシュ]]との対戦で手応えを掴んだ後、[[ウィンブルドン選手権]]に第19シードとして出場。 1、2回戦ともにストレートで勝利し、[[松岡修造]]以来17年ぶりに日本人として3回戦に進出するも、世界ランク9位の[[フアン・マルティン・デル・ポトロ]]に 3-6, 6-7, 1-6 のストレートで敗れた。 アトランタ選手権では3回戦で[[添田豪]]との日本人対決が実現し、 2-6, 1-6 で敗れた。 第15シードとして挑んだ[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるテニス競技|ロンドンオリンピック]]男子シングルス1回戦で[[バーナード・トミック]]を7-6, 7-6で下して、日本の男子シングルス選手としては[[1924年]][[パリオリンピック (1924年)|パリオリンピック]]ベスト8の[[原田武一]]以来88年ぶりとなるオリンピックでの勝利をあげた<ref>[http://www.sponichi.co.jp/olympic/news/2012/07/30/kiji/K20120730003792281.html 日本男子88年ぶり!錦織 歴史的白星にびっくり「今知った」]スポーツニッポン2012年7月30日</ref>。2回戦では[[ニコライ・ダビデンコ]]に 4-6, 6-4, 6-1 で勝利し、3回戦では世界ランク5位の[[ダビド・フェレール]]に対し 6-0, 3-6, 6-4 で勝利しベスト8に進出。準々決勝では先月の[[ウィンブルドン選手権]]の3回戦で対戦した同9位の[[フアン・マルティン・デル・ポトロ]]に 4-6, 6-7 のストレートでまたしても敗退した。 [[全米オープン (テニス)|全米オープン]]では第17シードとして出場。1, 2回戦ともにストレートで快勝したが、3回戦で世界ランク13位の[[マリン・チリッチ]]に 3-6, 4-6, 7-6, 3-6 で敗れた。 [[デビスカップ]]・ワールドグループ・プレーオフ(日本対イスラエル)ではシングルス2試合に出場予定だったが、初日は肩の痛みを訴え欠場。最終日には復活し、世界ランク98位の[[ドゥディ・セラ]]と対戦。途中左脹脛が痙攣しつつも、6-3, 3-6, 4-6, 6-4, 7-5のフルセットで勝利した。この錦織の勝利で両チーム2勝2敗となったが、最後に添田豪が敗れ、日本はイスラエルに2-3で敗戦。日本はワールドグループからアジア・オセアニアゾーン1部に降格した。 [[ジャパン・オープン・テニス選手権|楽天ジャパン・オープン]]では、1回戦では[[添田豪]]を4-6, 6-2, 6-3 で、準々決勝で世界ランク6位の[[トマーシュ・ベルディハ]]をストレートで下し、決勝で同15位の[[ミロシュ・ラオニッチ]]を 7-6, 3-6, 6-0 で破り、ツアー2勝目を飾った。ツアー優勝は2008年[[デルレイビーチ国際テニス選手権]]以来で、錦織は日本人として初めてツアー2勝をした選手となった。また、この優勝により大会後のランキングで自己最高の15位を記録した。2012年最後の出場大会となった[[パリ・マスターズ]]では[[ジル・シモン]]との3回戦を右足首痛のため棄権した。 === 2013年 === [[ウィンブルドン選手権]]、1回戦(マシュー・エブデンとの対戦)]] ブリスベン国際を第5シードで出場し単複ベスト4初進出。日本男子で同時に単複ベスト4に進んだのは、1974年フィリピン選手権の九鬼潤以来。シングルス準決勝のアンディ・マレー戦で左膝を悪化、4-6, 0-2時点で途中棄権。同じく[[グリゴール・ディミトロフ]]と組んでいたダブルス準決勝も棄権。 [[2013年全豪オープン|全豪オープン]]では日本人初の2年連続ベスト16に進出。しかし、4回戦で世界ランキング5位の[[ダビド・フェレール]]に2-6, 1-6, 4-6で完敗。 2月に開催された[[全米国際インドアテニス選手権]]では、準々決勝で昨年の[[全米オープン (テニス)|全米オープン]]で敗れた第1シードの[[マリン・チリッチ]]に勝利し、決勝で[[フェリシアーノ・ロペス]]を6-2, 6-3で下し全試合ストレート勝ちでツアー3勝目を挙げた。その後の[[デルレイビーチ国際テニス選手権]]では1回戦で棄権。[[インディアンウェルズ・マスターズ]]、[[ソニー・エリクソン・オープン]]はそれぞれ3回戦と4回戦で敗退した。 欧州クレーコートシーズンでは、5月初旬に開催された[[マドリード・マスターズ]]3回戦で、第2シードで前年度チャンピオンの[[ロジャー・フェデラー]]を6-4, 1-6, 6-2で破る大金星を挙げる。[[2013年全仏オープン|全仏オープン]]では日本人選手として75年ぶりにベスト16に進出するも、4回戦で第3シードの[[ラファエル・ナダル]]に4-6, 1-6, 3-6のストレートで敗退。昨年欠場していた全仏オープンで4回戦進出しポイントを獲得したため、大会後のランキングでは8ヶ月ぶりに自己最高ランクを更新し13位に上昇。 翌週開催の[[ゲリー・ウェバー・オープン]]に第4シードで出場するも、初戦で準優勝者[[ミハイル・ユージニー]]に惜敗。しかし、昨年度の優勝者[[トミー・ハース]]が準決勝で敗退するなどして、シングルス自己最高ランキングを2週連続で更新し11位に浮上した。 12月、コーチ陣に[[マイケル・チャン]]を迎えると発表。<ref>[http://www.asahi.com/articles/TKY201312110577.html 2013年12月11日マネジメント会社発表。錦織のコーチにマイケル・チャン氏 精神面を指導]</ref> === 2014年 === [[2014年全豪オープン男子シングルス|全豪オープン]]では[[マリンコ・マトセビッチ]]、[[ドゥサン・ラヨビッチ]]、[[ドナルド・ヤング]]を破り3年連続の16強入り。4回戦では第1シードの[[ラファエル・ナダル]]と対戦してストレート負けだったが、スコアは6-7、5-7、6-7と3セットとも接戦を演じた<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2014/columndtl/201401210001-spnavi 錦織、ナダル戦で見せた確かな成長 全豪オープンテニス]スポーツナビ2014年1月21日</ref>。 2月、[[カナダ]]と対戦した[[デビスカップ2014]]の1回戦ではシングルスで2勝、ダブルス([[内山靖崇]]とペア)で1勝して、日本初の準々決勝進出に貢献した<ref>[http://news.tennis365.net/news/today/201402/99583.html 日本初8強、エース錦織「信じられない気持ち」<デビスカップ>]tennis365.net 2014年2月2日</ref>。[[全米国際インドアテニス選手権]]では、[[イボ・カルロビッチ]]を破って優勝し、前年からの2連覇を達成し、ツアー通算4勝目、今季初の優勝を果たした。 3月、[[マイアミ・マスターズ]]に出場。3回戦で[[グリゴール・ディミトロフ]]、4回戦で[[ダビド・フェレール]]といった世界ランキング上位者に勝利。準々決勝では[[ロジャー・フェデラー]]と対戦し、3-6、7-5、6-4で2度目の勝利を挙げた。準決勝では[[ノバク・ジョコビッチ]]と対戦する予定だったが、左股関節の痛みにより棄権している。 4月、[[バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル]]に出場。決勝で[[サンティアゴ・ヒラルド]]と対戦し、6-2、6-2で今大会初、ツアー通算5勝目、今季2度目の優勝を果たした<ref>[http://news.tennis365.net/news/today/201404/100268.html 【速報】錦織圭、大会初優勝、今季2勝目<バルセロナ・オープン・サバデル>]tennis365.net 2014年4月28日</ref>。同大会のシングルスは、2003年から2013年まで、開催国のスペインの選手が優勝し続けていた。 5月、[[マドリード・マスターズ]]に出場。準々決勝で[[フェリシアーノ・ロペス]]に6-4、6-4で勝利し、念願の世界ランキングトップ10入りを果たした。準決勝では[[ダビド・フェレール]]に7-6、5-7、6-3で勝利し、日本人初のマスターズ決勝に進出。決勝では第1シードの[[ラファエル・ナダル]]と対戦し健闘するも、6-2、4-6、0-3(途中棄権)で惜しくも敗れる。ナダル戦初勝利、マスターズ初優勝、初の2大会連続優勝の3つを同時に達成するという快挙はならなかった<ref>[http://news.tennis365.net/news/today/201405/100401.html 【速報】錦織、無念の途中棄権で準優勝<ムチュア・マドリッド・オープン男子>]tennis365.net 2014年5月12日</ref>。大会後のランキングで自己最高位を更新し、アジア出身男子最高位に並ぶ9位となった。 ランキングを10位に落とし第9シードとして出場した[[2014年全仏オープン男子シングルス|全仏オープン]]では、マドリード・マスターズで負った怪我の影響もあり、1回戦で[[マルティン・クリザン]]に6-7(4)、1-6、2-6で敗退した。 6月、[[ゲリー・ウェバー・オープン]]に出場。今大会初の準決勝に進出し、ロジャー・フェデラーと対決する。錦織はフェデラーに2度のブレークを許し、3-6, 6-7 (4-7)のストレートで破れ、フェデラーとの対戦結果を2勝2敗とした。 第10シードとして出場した[[2014年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]では、3回戦で[[シモーネ・ボレリ]]と対戦。第5セットを3-3にしたところで日没順延となり、翌週の月曜日に再開された試合で第10ゲームをブレークして自身初となるウィンブルドンでの3回戦突破を決めた。しかし続く4回戦で第8シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]に6-4、1-6、6-7、3-6で破れ、[[松岡修造]]以来19年ぶりのベスト8とはならなかった。 7月29日より[[全米オープン]]の前哨戦である[[シティ・オープン]]に第4シードで出場。初戦の2回戦で世界ランク63位の[[サム・クエリー]]と対戦し6-4、5-7、6-4で勝利をおさめた。3回戦の[[ルカシュ・ラツコ]]戦も6-2、2-6、6-3で勝利してベスト8に進出したが、大会初のベスト4をかけた準々決勝では第6シードで世界ランク14位の[[リシャール・ガスケ]]に1-6、4-6で敗れ、またもガスケに対し初勝利とならなかった。 シティ・オープン終了後、右足親指の故障のため、同じく全米前哨戦のロジャーズ・カップとウエスタン・アンド・サザン・オープンを欠場して親指の嚢胞手術をし治療に専念した<ref>[http://www.nikkei.com/article/DGXLSSXK10376_U4A800C1000000/ テニス錦織、足指痛で2大会欠場 「治療に専念」]日本経済新聞2014年8月4日</ref>。 治療明けで出場した[[2014年全米オープン (テニス)|全米オープン]]では、1回戦で[[ウェイン・オデスニク]]に6-2、6-4、6-2で勝利、2回戦で[[パブロ・アンドゥハール]]に6-4、6-1(第3セットは相手が棄権)で勝利した時点で4大大会通算33勝となり、[[佐藤次郎]]が持っていた日本人男子記録を更新した<ref>[http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/08/29/kiji/K20140829008831120.html 錦織 日本人最多4大大会33勝 相手棄権で3回戦進出]スポーツニッポン2014年8月29日</ref>。3回戦は第23シードの[[レオナルド・マイエル]]に6-4, 6-2, 6-3でストレート勝ちし、初出場だった2008年大会以来6年ぶり2度目のベスト16進出が決定<ref>[http://news.tennis365.net//news/today/201408/101649.html 錦織 「体力的に温存できた」]</ref>。4回戦では第5シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]を4-6、7-6(7-4)、6-7(6-8)、7-5、6-4のフルセットの末に下し、全米オープンでは自身初、日本人男子選手では[[1922年全米選手権 (テニス)|1922年大会]]の[[清水善造]]以来92年ぶりのベスト8進出を決めた<ref>[http://news.tennis365.net/news/today/201409/101685.html 錦織 92年ぶり快挙達成]tennis365.net2014年9月2日</ref>。ナイトセッションで行われたこの試合の試合時間は4時間19分に渡り、終了時刻は全米オープン史上最も遅い午前2時26分だった<ref>[http://www.hochi.co.jp/sports/ballsports/20140902-OHT1T50233.html 【全米テニス】錦織、日本男子92年ぶり8強!深夜の決着2時26分]スポーツ報知2014年9月3日</ref>。準々決勝も試合時間4時間15分の2試合連続フルセットの末に第3シードの[[スタニスラス・ワウリンカ]]を3-6、7-5、7-6(9-7)、6-7(5-7)、6-4で下し、4大大会では自身初、日本人男子選手としては[[1918年全米選手権 (テニス)|1918年大会]]の[[熊谷一弥]]以来96年ぶり、4大大会でも[[1933年ウィンブルドン選手権|1933年ウィンブルドン]]の[[佐藤次郎]]以来81年ぶりとなるベスト4進出を決めた<ref>[http://www.asahi.com/articles/ASG943CX0G94ULZU00C.html 錦織、もつれるほど燃える男 また4時間超え死闘制す] - 稲垣康介、朝日新聞デジタル、2014年9月4日</ref><ref>[http://www.cnn.co.jp/showbiz/35053347.html 錦織、大接戦制し4強 日本男子96年ぶり 全米テニス] - CNN Japan、2014年9月4日</ref>。準決勝では世界ランク1位で第1シードの[[ノバク・ジョコビッチ]]を相手に、6-4、1-6、7-6(7-4)、6-3で勝利し、[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]シングルスでは男女通じて日本人初、男子に限ればアジア出身選手初の'''決勝進出'''を果たす。その決勝は第14シードの[[マリン・チリッチ]]と対戦したが3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗退。優勝は逃したものの、自身が同年5月に記録したアジア出身選手の世界ランク最高位記録9位を超え8位以上となることが確定した<ref>“[http://news.tennis365.net/news/today/201409/101753.html 錦織 アジア人初の8位確定]”. Fubic Corporation (2014年9月7日). 2014年9月8日閲覧。</ref><ref>アジア人女子選手では中国の[[李娜]]が2014年2月に2位にランキングされている</ref>。 全米オープン後、初のツアー大会となった[[マレーシア・オープン・クアラルンプール]]では第1シードで出場。順当に決勝まで勝ち進み、決勝では第4シードの[[ジュリアン・ベネトー]]相手に7-6(7-4)、6-4で勝利、大会初優勝またシーズン3勝目、ツアー通算6勝目を達成し、翌週に発表されたランキングでは自己最高位を更新する7位に浮上した。 そして、初の2週連続優勝がかかった母国開催の[[ジャパン・オープン・テニス選手権|楽天ジャパン・オープン]]では初戦からシード勢が次々と敗退していくなか、第4シードの錦織は1セットも落とさず準決勝に進出。その準決勝では[[ベンジャミン・ベッカー]]に4-6、6-0、7-6(7-2)で勝利し決勝に進出。決勝では第3シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]と今季4度目の対戦。7-6(7-5)、4-6、6-4で勝って2年ぶり2度目の優勝を果たした。これにより[[マレーシア・オープン・クアラルンプール]]から2週連続の大会制覇となり日本男女を含めても初の快挙となり10月6日発表の自己の世界ランキングを再び更新する6位となった。 10月、[[上海マスターズ]]の怪我と連日の疲れから[[バレンシア・オープン]]も欠場し、迎えた[[BNPパリバ・マスターズ]]準々決勝では第4シードの[[ダビド・フェレール]]と対戦し、3-6、7-6(7-5)、6-4で勝利してアジア男子初の[[ATPワールドツアー・ファイナル]]に出場権を獲得した。準決勝では第1シードの[[ノバク・ジョコビッチ]]に2-6、3-6のストレートで破れ、大会初の決勝進出とはならなかった。しかしながら、翌週発表の[[男子プロテニス協会 |ATP]]ランキングでは[[ノバク・ジョコビッチ]]、[[ロジャー・フェデラー]]、[[ラファエル・ナダル]]、[[スタニスラス・ワウリンカ]]に次ぐ自己最高位更新の5位に位置付けた。 2014年[[ATP]]レース・ランキングにおいて、[[グランドスラム (テニス)|グランドスラム]]準優勝、[[ATPワールドツアー・マスターズ1000|マスターズ1000]]準優勝とベスト4が2回、[[ATPワールドツアー・500シリーズ|500シリーズ]]優勝2回に[[ATPワールドツアー・250シリーズ|250シリーズ]]優勝2回など合計4625ポイント獲得し、世界第5位の成績で'''アジア出身男子初'''の[[ATPワールドツアー・ファイナル]]出場が決まった。 11月のツアー・ファイナルは[[ラファエル・ナダル]]が欠場したため第4シードで出場。ラウンドロビンB組第1戦では、過去の対戦で1度も勝利がなかった[[アンディ・マレー]]に6-4,6-4で初勝利。第2戦では[[ロジャー・フェデラー]]に3-6,2-6で敗れたものの、[[ダビド・フェレール]](第8シードの[[ミロシュ・ラオニッチ]]の棄権による代替出場)に4-6,6-4,6-1で勝利し、B組2位で準決勝に進出。準決勝ではA組を3戦全勝で1位通過した世界ランキング1位[[ノバク・ジョコビッチ]]と対戦。この大会全試合ストレート勝ちしていたジョコビッチから1セットをとり健闘したが、1-6,6-3,0-6で敗れファイナル初出場での決勝進出とはならなかった。この結果、シーズン通算54勝14敗(勝率.794)で年内の世界ランキング5位が確定。2014年の獲得賞金額は443万9218ドルで世界6位となる。<ref>[http://number.bunshun.jp/articles/-/822318 | 錦織圭の獲得賞金。~日本人史上最高の400万ドル超え~]</ref> === 2015年 === 1月、[[ブリスベン国際]]では[[アレクサンドル・ドルゴポロフ]]とダブルスに出場し、ダブルスでは初の[[ATPツアー]]決勝進出を果たした。 2月。メンフィス優勝した ====2016年==== 3月。ご成婚した ==プレースタイル== 身長178センチとテニス選手としては小柄ながら、世界屈指と言われるリターン、足の速さ、スイングスピードなどを持つ。最終セットの勝率に関しては、2014年は9割以上、キャリアを通しても79.1%で 歴代選手トップの記録を誇る<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2014/columndtl/201411160002-spnavi?page=2 錦織圭、小さな体で世界を魅了した1年テクニック、勝負強さ――躍進の要因は?].(2014年11月16日).2014年11月18日閲覧、山口奈緒美</ref>。 新たなウイニングショットとも言える、バックスピンかけたほとんどバウンドしないドロップショットも武器。サービスリターンではベースライン上から鋭く一歩前に踏み出し、強烈なダウンザラインでリターンエースを奪う<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2014/columndtl/201411160005-spnavi 技術面から見る錦織圭の強さの秘密もはや常識となったテニスの新潮流とは?].(2014年11月18日).2014年11月18日閲覧、坂井利彰</ref>。 バリエーション豊かな多彩なショット、相手との間合いを詰め返球を速くすることで、相手の考える時間、予備動作の時間、スイングの準備時間をどんどん奪っていき、ストロークを重ねるごとに有利な形を作り出し、後手に回った相手を精神的に追い詰めていく。<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/tennis/all/2014/columndtl/201411160005-spnavi 技術面から見る錦織圭の強さの秘密もはや常識となったテニスの新潮流とは?].(2014年11月18日).2014年11月18日閲覧、坂井利彰</ref>。 == ATPツアー決勝進出結果 == === シングルス: 11回 (7勝4敗) === {| | valign=top style="text-align: left;" | {| class="wikitable" |- style="background-color: #efefef;" |'''大会グレード''' |- style="background-color: #e5d1cb" | [[グランドスラム (テニス)|グランドスラム]] (0-1) |- style="background-color: #ffffcc" | [[ATPワールドツアー・ファイナル]] (0-0) |- style="background-color: #dfe2e9" | [[ATPワールドツアー・マスターズ1000]] (0-1) |- style="background-color: #d0f0c0" | [[ATPワールドツアー・500シリーズ]] (4-1) |- style="background-color: #" | [[ATPワールドツアー・250シリーズ]] (3-1) |} | valign=top style="text-align: left;" | {| class="wikitable" |- style="background-color: #efefef;" |'''サーフェス別タイトル''' |- | ハード (6-2) |- | クレー (1-2) |- | 芝 (0-0) |- | カーペット (0-0) |} |} {| class="sortable wikitable" |- !width="50"|結果 !width="20"|No. !width="125"|決勝日 !width="180"|大会 !width="90"|サーフェス !width="260"|対戦相手 !width="140"|スコア |- |bgcolor=98FB98|優勝 | 1. | 2008年2月17日 | {{USA}} [[デルレイビーチ国際テニス選手権|デルレイビーチ]] | ハード | {{USA}} [[ジェームズ・ブレーク]] | 3–6, 6–1, 6–4 |- | bgcolor=FFA07A|準優勝 | 1. | 2011年4月10日 | {{USA}} [[全米男子クレーコート選手権|ヒューストン]] | クレー | {{USA}} [[ライアン・スウィーティング]] | 4–6, 6–7<sup>(3)</sup> |-bgcolor=#d0f0c0 | bgcolor=FFA07A|準優勝 | 2. | 2011年11月6日 | {{SUI}} [[スイス・インドア|バーゼル]] | ハード (室内) | {{SUI}} [[ロジャー・フェデラー]] | 1–6, 3–6 |-bgcolor=#d0f0c0 | bgcolor=98FB98|優勝 | 2. | 2012年10月7日 | {{JPN}} [[ジャパン・オープン・テニス選手権|東京]] | ハード | {{CAN}} [[ミロシュ・ラオニッチ]] | 7–6<sup>(5)</sup>, 3–6, 6–0 |-bgcolor=#d0f0c0 |bgcolor=98FB98|優勝 | 3. | 2013年2月24日 | {{USA}} [[全米国際インドアテニス選手権|メンフィス]] | ハード (室内) | {{ESP}} [[フェリシアーノ・ロペス]] | 6–2, 6–3 |- |bgcolor=98FB98|優勝 | 4. | 2014年2月16日 | {{USA}} [[全米国際インドアテニス選手権|メンフィス]] | ハード (室内) | {{CRO}} [[イボ・カルロビッチ]] | 6–4, 7–6<sup>(0)</sup> |- |-bgcolor=#d0f0c0 |bgcolor=98FB98|優勝 | 5. | 2014年4月27日 | {{ESP}} [[バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル|バルセロナ]] | クレー | {{COL}} [[サンティアゴ・ヒラルド ]] | 6–2, 6–2 |- |-bgcolor=#dfe2e9 | bgcolor="#FFA07A"|準優勝 | 3. | 2014年5月11日 | {{ESP}} [[マドリード・マスターズ|マドリード]] | クレー | {{ESP}} [[ラファエル・ナダル]] | 6–2, 4–6, 0-3 途中棄権 |- |-bgcolor=#e5d1cb | bgcolor="#FFA07A"|準優勝 | 4. | 2014年9月8日 | {{USA}} [[2014年全米オープン (テニス)|全米オープン]] | ハード | {{CRO}} [[マリン・チリッチ]] | 3-6, 3-6, 3-6 |- |- | bgcolor=98FB98|優勝 | 6. | 2014年9月28日 | {{MAS}} [[マレーシア・オープン・クアラルンプール|クアラルンプール]] | ハード | {{FRA}} [[ジュリアン・ベネトー]] | 7-6<sup>(4)</sup>, 6-4 |-bgcolor=#d0f0c0 | bgcolor=98FB98|優勝 | 7. | 2014年10月5日 | {{JPN}} [[ジャパン・オープン・テニス選手権|東京]] | ハード | {{CAN}} [[ミロシュ・ラオニッチ]] | 7–6<sup>(5)</sup>, 4–6, 6–4 |} === ダブルス: 1回(0勝1敗) === {| class="sortable wikitable" |- !width="50"|結果 !width="20"|No. !width="125"|決勝日 !width="180"|大会 !width="90"|サーフェス !width=250|パートナー !width="260"|対戦相手 !width="140"|スコア |- |bgcolor=FFA07A|準優勝 | 1. | 2015年1月10日 | {{AUS}} [[ブリスベン国際]] | ハード | {{UKR}} [[アレクサンドル・ドルゴポロフ]] | {{GBR}} [[ジェイミー・マレー]]<br />{{AUS}} ジョン・ピアース | 3-6、6-7<sup>(4)</sup > |- |} == 成績 == {{Performance key}} === 4大大会 === {| class="wikitable" |- ! 大会 !! 2007 !! 2008 !! 2009 !! [[2010年のATPワールドツアー|2010]] !! [[2011年のATPワールドツアー|2011]] !! [[2012年のATPワールドツアー|2012]] !! [[2013年のATPワールドツアー|2013]] !! [[2014年のATPワールドツアー|2014]] !! 通算成績 |- |style="background-color: #efefef;"| [[全豪オープン]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2009年全豪オープン男子シングルス|1R]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2011年全豪オープン男子シングルス|3R]] | style="text-align: center; background-color: #ffebcd;"|[[2012年全豪オープン男子シングルス|QF]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2013年全豪オープン男子シングルス|4R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2014年全豪オープン男子シングルス|4R]] | style="text-align: center; background-color: #efefef;" |12–5 |- |style="background-color: #efefef;"| [[全仏オープン]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #f0f8ff;"|LQ | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2010年全仏オープン男子シングルス|2R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2011年全仏オープン男子シングルス|2R]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2013年全仏オープン男子シングルス|4R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2014年全仏オープン男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #efefef;" | 5–4 |- |style="background-color: #efefef;"| [[ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2008年ウィンブルドン選手権男子シングルス|1R]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2010年ウィンブルドン選手権男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2011年ウィンブルドン選手権男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2012年ウィンブルドン選手権男子シングルス|3R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2013年ウィンブルドン選手権男子シングルス|3R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2014年ウィンブルドン選手権男子シングルス|4R]] | style="text-align: center; background-color: #efefef;" | 7–6 |- |style="background-color: #efefef;"| [[全米オープン (テニス)|全米オープン]] | style="text-align: center; background-color: #f0f8ff;"|LQ | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2008年全米オープン男子シングルス|4R]] | style="text-align: center;"|A | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2010年全米オープン男子シングルス|3R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2011年全米オープン男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2012年全米オープン男子シングルス|3R]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[2013年全米オープン男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #D8BFD8;"|[[2014年全米オープン男子シングルス|F]] | style="text-align: center; background-color: #efefef;" |13–6 |} === オリンピック === {| class="wikitable" |- ! 大会 !! [[北京オリンピック|2008]] !! [[ロンドンオリンピック (2012年)|2012]] !! 通算成績 |- |style="background-color: #efefef;"| [[夏季オリンピック]] | style="text-align: center; background-color: #afeeee;"|[[北京オリンピックにおけるテニス競技・男子シングルス|1R]] | style="text-align: center; background-color: #ffebcd;"|[[ロンドンオリンピック_(2012年)_におけるテニス競技・男子シングルス|QF]] | style="text-align: center; background-color: #efefef;" |3-2 |} === ATPワールドツアー・ファイナル === {| class="wikitable" |- ! 大会 !! [[2014年のATPワールドツアー#ATPワールドツアー・ファイナル|2014]] !! 通算成績 |- |style="background-color: #efefef;"| [[ATPワールドツアー・ファイナル]] | style="text-align: center; background-color: yellow;"|SF | style="text-align: center; background-color: #efefef;" |2-2 |} ===ATPワールドツアー・マスターズ1000=== {| class=wikitable style=text-align:center style="font-size:97%" | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''大会''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2007''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2008''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2009''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2010''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2011''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2012''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2013''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''2014''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''W–L''' | align="center" style="background:#f0f0f0;"|'''勝率''' |- | [[インディアンウェルズ・マスターズ]]||A|| bgcolor=afeeee|1R|| bgcolor=afeeee|1R||A|| bgcolor=afeeee|1R|| bgcolor=afeeee|2R|| bgcolor=afeeee|3R|| bgcolor=afeeee|3R||2–6||25% |- | [[マイアミ・マスターズ]]||A|| bgcolor=afeeee|1R||A||A|| bgcolor=afeeee|2R|| bgcolor=afeeee|4R|| bgcolor=afeeee|4R|| bgcolor=yellow|SF||9–4||69% |- | [[モンテカルロ・マスターズ]]||A||A||A||A||A|| bgcolor=afeeee|3R||A||A||2–1||67% |- | [[マドリード・マスターズ]]||A||A||A||A|| bgcolor=afeeee|1R||A|| bgcolor=ffebcd|QF|| bgcolor=#D8BFD8|F||8–3||73% |- | [[ローマ・マスターズ]]||A||A||A||A||Q2||A|| bgcolor=afeeee|2R||A||1–1||50% |- | [[カナダ・マスターズ]]||Q1||A||A||A||A|| bgcolor=afeeee|2R|| bgcolor=afeeee|3R||A||2–2||50% |- | [[シンシナティ・マスターズ]]||A||A||A||A|| bgcolor=afeeee|1R|| bgcolor=afeeee|3R|| bgcolor=afeeee|1R||A||2–3||40% |- | [[上海マスターズ]]||NM1||NM1||A||Q1|| bgcolor=yellow|SF|| bgcolor=afeeee|2R|| bgcolor=afeeee|3R|| bgcolor=afeeee|2R||7–4||64% |- | [[パリ・マスターズ]]||A||A||A||A||bgcolor=afeeee|1R|| bgcolor=afeeee|3R|| bgcolor=afeeee|3R|| bgcolor=yellow|SF||6–3||67% |- ! style=text-align:left|Win–Loss ! 0–0 ! 0–2 ! 0–1 ! 0–0 ! 5–6 ! 8–6 ! 13–8 ! 13–4 ! 39–27 ! 59% |- |} ===世界ランクトップ10の選手との対戦勝利記録=== {| class="wikitable sortable" |-bgcolor=#FFFFCC | 年 || 2007 || 2008 || 2009 || 2010 || 2011 || 2012 || 2013 || 2014 || '''合計 |-align=center | 勝利数 || 0 || 1 || 0 || 0 || 3 || 3 || 2 || 11 || '''20 |} {|class="wikitable" style="font-size:89%" !width=40|No. !width=160|対戦相手 !width=40|ランク !width=275|大会 !width=80|サーフェス !width=80|ラウンド !width=210|スコア !width=50|錦織<br>ランク |- |bgcolor=ffffcc colspan=8 style=text-align:center|'''2008 |- |1. |{{ESP}} [[ダビド・フェレール]] |bgcolor=EEE8AA|4 |bgcolor=e5d1cb|[[全米オープン (テニス)|全米オープン]] |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=afeeee|3回戦 |6–4, 6–4, 3–6, 2–6, 7–5 |style=text-align:center|126 |- |bgcolor=ffffcc colspan=8 style=text-align:center|'''[[2011年のATPワールドツアー|2011]] |- |2. |{{FRA}} [[ジョー=ウィルフリード・ツォンガ]] |bgcolor=EEE8AA|8 |bgcolor=dfe2e9|[[上海マスターズ]] |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=afeeee|2回戦 |6–7<sup>(1–7)</sup>, 6–4, 6–4 |style=text-align:center|47 |- |3. |{{CZE}} [[トマーシュ・ベルディハ]] |bgcolor=EEE8AA|7 |bgcolor=d0f0c0|[[スイス・インドア]] |bgcolor=CCCCFF|ハード (室内) |bgcolor=afeeee|1回戦 |3–6, 6–3, 6–2 |style=text-align:center|32 |- |4. |{{SRB}} [[ノバク・ジョコビッチ]] |bgcolor=lime|'''1 |bgcolor=d0f0c0|スイス・インドア |bgcolor=CCCCFF|ハード (室内) |bgcolor=yellow|準決勝 |2–6, 7–6<sup>(7–4)</sup>, 6–0 |style=text-align:center|32 |- |bgcolor=ffffcc colspan=8 style=text-align:center|'''[[2012年のATPワールドツアー|2012]] |- |5. |{{FRA}} [[ジョー=ウィルフリード・ツォンガ]] |bgcolor=EEE8AA|6 |bgcolor=e5d1cb|[[全豪オープン]] |bgcolor=CCCCFF|ハード |bgcolor=afeeee|4回戦 |2–6, 6–2, 6–1, 3–6, 6–3 |style=text-align:center|26 |- |6. |{{ESP}} [[ダビド・フェレール]] |bgcolor=EEE8AA|5 |bgcolor=gold|[[ロンドンオリンピック (2012年) におけるテニス競技|ロンドン五輪]] |bgcolor=CCFFCC|芝 |bgcolor=afeeee|3回戦 |6–0, 3–6, 6–4 |style=text-align:center|17 |- |7. |{{CZE}} [[トマーシュ・ベルディハ]] |bgcolor=EEE8AA|6 |bgcolor=d0f0c0|[[ジャパン・オープン・テニス選手権]] |bgcolor=CCCCFF|ハード |bgcolor=ffebcd|準々決勝 |7–5, 6–4 |style=text-align:center|17 |- |bgcolor=ffffcc colspan=8 style=text-align:center|'''[[2013年のATPワールドツアー|2013]] |- |8. |{{SUI}} [[ロジャー・フェデラー]] |bgcolor=thistle|2 |bgcolor=dfe2e9|[[マドリード・マスターズ]] |bgcolor=EBC2AF|クレー |bgcolor=afeeee|3回戦 |6–4, 1–6, 6–2 |style=text-align:center|16 |- |9. |{{FRA}} [[ジョー=ウィルフリード・ツォンガ]] |bgcolor=EEE8AA|9 |bgcolor=dfe2e9|[[パリ・マスターズ]] |bgcolor=CCCCFF|ハード (室内) |bgcolor=afeeee|2回戦 |1–6, 7–6<sup>(7–4)</sup>, 7–6<sup>(9–7)</sup> |style=text-align:center|19 |- |bgcolor=ffffcc colspan=8 style=text-align:center|'''[[2014年のATPワールドツアー|2014]] |- |10. |{{ESP}} [[ダビド・フェレール]] |bgcolor=EEE8AA|4 |bgcolor=dfe2e9|[[マイアミ・マスターズ]] |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=afeeee|4回戦 |7–6<sup>(9–7)</sup>, 2–6, 7–6<sup>(11–9)</sup> |style=text-align:center|21 |- |11. |{{SWI}} [[ロジャー・フェデラー]] |bgcolor=EEE8AA|5 |bgcolor=dfe2e9|マイアミ・マスターズ |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=ffebcd|準々決勝 |3–6, 7–5, 6–4 |style=text-align:center|21 |- |12. |{{CAN}} [[ミロシュ・ラオニッチ]] |bgcolor=EEE8AA|9 |bgcolor=dfe2e9|[[マドリード・マスターズ]] |bgcolor=EBC2AF|クレー |bgcolor=afeeee|3回戦 |7–6<sup>(7–5)</sup>, 7–6<sup>(7–5)</sup> |style=text-align:center|12 |- |13. |{{ESP}} ダビド・フェレール |bgcolor=EEE8AA|5 |bgcolor=dfe2e9|マドリード・マスターズ |bgcolor=EBC2AF|クレー |bgcolor=yellow|準決勝 |7–6<sup>(7–5)</sup>, 5–7, 6–3 |style=text-align:center|12 |- |14. |{{CAN}} ミロシュ・ラオニッチ |bgcolor=EEE8AA|6 |bgcolor=e5d1cb|[[全米オープン (テニス)|全米オープン]] |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=afeeee|4回戦 |4–6, 7–6<sup>(7–4)</sup>, 6–7<sup>(6–8)</sup>, 7–5, 6–4 |style=text-align:center|11 |- |15. |{{SUI}} [[スタニスラス・ワウリンカ]] |bgcolor=EEE8AA|4 |bgcolor=e5d1cb|全米オープン |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=ffebcd|準々決勝 |3–6, 7–5, 7–6<sup>(9–7)</sup>, 6–7<sup>(5–7)</sup>, 6–4 |style=text-align:center|11 |- |16. |{{SRB}} [[ノバク・ジョコビッチ]] |bgcolor=lime|'''1 |bgcolor=e5d1cb|全米オープン |bgcolor=ccccff|ハード |bgcolor=yellow|準決勝 |6–4, 1–6, 7–6<sup>(7–4)</sup>, 6–3 |style=text-align:center|11 |- |17. |{{CAN}} ミロシュ・ラオニッチ |bgcolor=EEE8AA|8 |bgcolor=d0f0c0|[[ジャパン・オープン・テニス選手権]] |bgcolor=CCCCFF|ハード |bgcolor=lime|決勝 |7–6<sup>(7–5)</sup>, 4–6, 6–4 |style=text-align:center|7 |- |18. |{{ESP}} ダビド・フェレール |bgcolor=EEE8AA|6 |bgcolor=dfe2e9|[[パリ・マスターズ]] |bgcolor=CCCCFF|ハード (室内) |bgcolor=ffebcd|準々決勝 |3–6, 7–6<sup>(7–5)</sup>, 6–4 |style=text-align:center|7 |- |19. |{{UK}} [[アンディ・マレー]] |bgcolor=EEE8AA|6 | style="background:#ff9;"|[[ATPワールドツアー・ファイナル]] | style="background:#ccf;"|ハード (室内) |bgcolor=afeeee|ラウンドロビン |6–4, 6–4 |style=text-align:center|5 |- |20. |{{ESP}} ダビド・フェレール |bgcolor=EEE8AA|10 | style="background:#ff9;"|ATPワールドツアー・ファイナル | style="background:#ccf;"|ハード (室内) |bgcolor=afeeee|ラウンドロビン |4–6, 6–4, 6–1 |style=text-align:center|5 |} == スポンサー == * [[日清食品]](所属契約) * [[ウイルソン・スポーティング・グッズ|ウイルソン]](ラケット) * [[アディダス]](シューズ) * [[ユニクロ]](ウェア) * [[ウイダーinゼリー]](トレーニング・栄養) * [[カップヌードル]](パッチスポンサー) * [[タグ・ホイヤー]](時計) * [[ジャックス]](クレジットカード) * [[デルタ航空]](航空) == その他・エピソード == * 錦織の姓の読みは全国的には「にしきおり」が多いが、島根県では「にしこおり」(同県出身の[[錦織良成]]など)またはそれを略した「にしこり」が多い。 * 母方筋の親戚に[[俳優]]の[[渡哲也]]・[[渡瀬恒彦]]兄弟がいる<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20080810-393850.html 渡哲也驚いた錦織圭と親戚だった]</ref>。 * 同郷出身である[[俳優]]の[[佐野史郎]]、元[[サッカー]]選手の[[小村徳男]]は小学校の先輩である。また、現在[[福岡ソフトバンクホークス]]に所属する[[白根尚貴]]は小学校の後輩に当たる。 * テニス以外でやっていたスポーツは[[サッカー]]で小学校の1年生から6年生までは本格的にやっていた。今でもサッカーが好きで[[テニスボール]]で[[リフティング]]をするのが得意である<ref>[http://corandon.me.land.to/html/smokesoft536/9.html 錦織圭が超絶テニスボール・リフティングを披露(元サッカー少年)]</ref>。 * 好きな女性のタイプは[[タレント]]で言うと[[夏帆]]<ref>『錦織圭 15‐0(フィフティーン・ラブ)』([[神 仁司]]、[[実業之日本社]]、2008年)より</ref>。 * 好きなアーティストは[[キリンジ]]、[[ASIAN KUNG-FU GENERATION]]、[[nujabes]]。 * 漫画『[[テニスの王子様]]』を愛読していたという。2014年8月放送の青春!アリスポ〜SPORTS×MANGA〜「テニスを変えた“王子様”」のなかで漫画に出てくる技や練習を真似たこともあると語った<ref>[http://www4.nhk.or.jp/P3215/ 「青春!アリスポ〜SPORTS×MANGA〜」公式サイト]</ref>。 * [[2014年全米オープン (テニス)|全米オープン]]準優勝後、[[イギリス|英国]]の自動車メーカー、[[ジャガー (自動車)|ジャガー]]日本法人の[[アンバサダー]](大使)に任命された。 : 2014年11月20日、錦織選手をイメージした『[[ジャガー・Fタイプ|Fタイプ]] KEI NISHIKORI EDITION』を発表。発売記念イベントに於いて、上記『テニスの王子様』の作者・[[許斐剛]]が描きおろしたイラスト『ジャガーの王子様』(KEI NISHIKORI EDITIONをバックに錦織選手がショットを決めているイラスト)を贈呈された。また許斐自身もサプライズ登場し錦織を喜ばせた<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=b26czntFsdA 錦織圭『テニプリ』イラストに感激 ジャガー『Fタイプ KEI NISHIKORI EDITION』発売記念イベント] oriconofficial動画ニュース</ref>。 == 出演 == === バラエティ番組 === * [[夢対決!とんねるずのスポーツ王は俺だ!スペシャル]]「テニス対決」(2012年1月2日‐現在、[[テレビ朝日]]) * [[炎の体育会TV]]「テニス対決」(2012年4月6日、[[TBSテレビ|TBS]]) * 青春!アリスポ〜SPORTS×MANGA〜「テニスを変えた“王子様”」(2014年8月10日、[[NHKBS1]]) 成功の遺伝子2(2015年2月16日。日本テレビ) === CM === * [[サントリー食品インターナショナル|サントリー食品]]『ゲータレード』(2009年) * [[ユニクロ]] ** 『[[ヒートテック]]』「私とヒートテック篇」 (2012年) ** 『[[ポロシャツ]]』(2012年) ** KEI NISHIKORI 12SS TEASER(2014年) * [[日清食品]]『日清麺職人』「生めんにきびしくて篇」(2013年) * [[日清食品]]『日清カップヌードル』「Samurai in NewYork編」(2015年) * [[森永製菓]]『ウイダー』inゼリーテニス篇 (2014年) * [[JACCS]]「その買い物には、未来がある。」(2014年) * [[WOWOW]]「TOUCH!WOWOW 2014」(2014年) == 脚注 == {{Reflist|3}} == 外部リンク == {{Commonscat|Kei Nishikori}} * [http://www.keinishikori.com 錦織 圭 公式サイト] ** {{Facebook|keinishikori|錦織圭}} ** {{twitter|keinishikori}}(同上) * [http://www.atpworldtour.com/Tennis/Players/Top-Players/Kei-Nishikori.aspx 錦織圭] - [[ATPツアー]]のプロフィール (英語)(スペイン語)(中国語) * [http://www.daviscup.com/en/players/player/profile.aspx?playerid=100029697 錦織圭] - [[デビスカップ]]のプロフィール (英語)(スペイン語) * [http://www.itftennis.com/procircuit/players/player/profile.aspx?playerid=100029697 錦織圭] - [[国際テニス連盟]]のプロフィール (英語) * [http://www.jta-tennis.or.jp/players_manage/male/jta_player_disp.php?procid=1&seq_id=19 錦織圭] - [[日本テニス協会]]のプロフィール * [http://wedge.ismedia.jp/articles/-/4244 データで見る錦織圭の強さ] {{Wikipedia/Ja}} {{DEFAULTSORT:にしこり けい}} [[Category:テニス選手]] [[Category:日本のテニス選手]] [[Category:オリンピックテニス日本代表選手]] [[Category:島根県出身の人物]] [[Category:1989年生]] [[Category:存命人物]] [[Category:日清食品グループの人物]]