ハミンギャ

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ハミンギャ(Hamingja)は、北欧神話に登場する、女性の守護天使の一種である。

ハミンギャは人とともにおり、その人の幸運と幸せを決定すると信じられていた。 そのため、その名前は「幸せ」を意味する言葉としても用いられた。 そしてそれは、現在のアイスランド語でも「幸せ」を意味する言葉である。

その人が死んだとき、親愛なる親戚へとハミンギャは譲られる。そしてハミンギャは、数世代にわたってその家族とともにあり、彼らの幸運と幸せを決定するとされている。

親友に誰かのハミンギャを貸すことも可能だったという。たとえば、アイスランドの族長ヒャルティ・スケッギャソン(en:Hjalti Skeggiason)が危険な遠征に行こうとし、聖オーラヴ王(en:Olaf the Holy)に彼のハミンギャを借りられないか尋ねたところ、借りることができた。

ハミンギャはいつも、眠っている間に動物の形態をとって出現した。しかしそれは、眠っている人の魂が動物の形態で現れたものでもあったかもしれない。


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